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【DX推進コラム1】DXは「わかっている」と「曖昧、納得感のある結論がない」とが混ざっている

菅政権になって急にDXやデジタル化の遅れが指摘されはじめました。
IT関連企業がDXのセミナーを行うことが増え、セミナーに参加し、概念はわかってきたので、どのように進めればよいかを考えはじめました。

改めてDXって何なのか?を見てみると、エリック・ストルターマン教授が、2004年に提唱した考え方で、
・デジタル技術を使って「いろんな意味で生活を良くしよう!」
・デジタル技術が「現実と融合」「生活の要素になる」「固有に本質的に開発される必要がある」
ということ

また、段階としては、下記の3つあるということでした。
第1‐業務がデジタル化する
第2‐四則演算・結合・分割→自動処理が簡単にできるようになる
第3‐適宜ワークフローに取り込まれどんどん便利になる

これを見て思ったことは、
DXは「わかっている」と「曖昧、納得感のある結論がない」とが混ざっているなということ。
これらを整理してみたら、
「デジタルが身近になると便利だという点」はDXの分野もアンテナを立てて事例を見たりして把握すればよいだろうな、でも、「曖昧。つまり、どうすればよい?という点」は、どこかに答えがあるわけではなくなかなか結論がでないままでした。
そこで、答えがあるものではないと割り切るしかないなと、まずは自分たちでやって実感するしかないのだろうなという結論に至りました。

そして、調べていくと、日本のデジタル化の遅れの原因は、まさにそこだという経済財政報告の政府見解が発表されました。

そのような流れに身を任せ、よくわからないからまずはやってみようということで”DXの内製化”を目指して動き出すことになりました。

2022年3月9日 代表取締役 北爪寛孝

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