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【DX推進コラム2】目指すは”DXの内製化”

内製化を目指して動き出すにあたって、ITエンジニアの求人を出すことにしました。求人にあたって、周囲からは「ITエンジニアの求職はほとんどないですよ。多分難しいでしょう」、「IT企業も人手が足りない状況ですよ」などの反応で非常に難しいのだなと出鼻がくじかれるような状況でした。

調べてみると求人倍率でもっとも高いのがITエンジニアだという調査結果が各方面から発表されていて、DXを推進したいけど難しい試みのように思いました。アドバイスをしてくれる制度もあったのですが、料理の作り方ではなく、こちらは料理人が欲しいのですから、解決になりませんでした。

他の方法はないか?再度検討が必要になりました。まずは、どういうことがやりたいのかを整理しなければと思い、様々な情報を見ながら下記のような整理をしました。

共通業務・固有業務・研究開発・知財化というカテゴリで大枠は整理できそうでした。研究開発や知財化などは具体性もない話で、ただ書いただけで想像もしませんでした。

共通業務のカテゴリは、導入したら便利なITツールが既に存在していましたし、メーカーさんも慣れていて進められそうな感触があり、これらをうまく活用して進められる部分を進めていこうと考えました。

固有の業務についてはIT会社にヒアリングしたものの、納期、金額、役割分担、取組度合で折り合いがつかず進展しませんでした。ましてや研究開発などは我々が課題を把握した上で、IT的に昇華していく話ですから何だか相談することさえも遠慮してしまいました。

そのような中で、ITエンジニアの求人と平行して、進められる部分を進めていきました。

2022年5月9日 代表取締役 北爪寛孝

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